「３千円の使い方」
自分ならどう使うだろう？
投資？おいしいものを食べる？
自分へのご褒美的を買う？
使い方は、人それぞれ。
物語の舞台は「東京」
その出来事は「あるある感」が満載
結婚、出産、友人関係、仕事、家族
彼氏など女性は人生の節目で
悩み、お金がかかる。
「自分ごと」として深くストーリーに
入り込んでしまったものをいくつか
ご紹介します。
目指せ！貯金１千万円
学生時代は、何でも話せていた友人も
結婚後、１０年後くらいから「経済力の差」
「暮らし方の違い」がでてくる。
主人公のまほ（２９才）の友人との
ランチ会は、久しぶりで楽しいはずが
悩みや関心のある話題が全く違うことに
気づき、自分はこれでいいのか？
と考えだす。
「自分は自分」と納得させる主人公の
気持ちになぜか同じ気持ちに・・
７３才のハローワーク
主人公のまほの祖母は、まだ少し働きたい
という気持ちがありバイトを探し
はじめるが、年齢のみでアウト
年をとると働くことが難しい状況
がリアルに描かれている。
家族には、
「近所で働くのは、はずかしいから
やめて」
と言われるが、祖母も自分の人生
やはり人や社会とつながりたい。
いろんな人のつながりと縁があり
だんごやの看板おばあちゃんとして
働くことになった。
70才以降の生き方と、家族とのかかわりを
考えさせられた章です。
節約家の人々
主人公のまほが、つきあっていた彼氏に
奨学金の話をされた。
その金額は、５００万円以上
親が借りた奨学金だと思っていたら、
いつの間にか、子供名義に変えられて
いたとか・・
まほにとっては、結婚も意識していたのに
ショックな出来事。
それだけではなく、バイクのローンも
あることも発覚
彼氏と彼の親の金銭感覚がないことに
家族に相談する。
いつの間にか、ストーリーの中に入り込み
自分が親の立場になっていた。
娘と彼の結婚を認めるのか？
やめたほうがいいと伝えるのか？
ありそうな話でもあったりする。
まほの両親がとったこと、祖母に相談して
祖母からの提案とアドバイス
お金以外で大切なこともあるということに
気づかされるというストーリー
でした。
|
|
